札幌市清田区のお客様から「美容室のトイレの壁の位置をリフォームしたい」というご依頼がありました。
ちいさなリフォームハウスの代表・菊地が利用している美容室のオーナーからの依頼です。
こちらの美容室のトイレは非常に狭く、トイレに入るたびに膝がつくほど狭かったトイレでした。
「開業当時に工事業者の人に聞いたら、「トイレの扉を変えただけで数十万円もする」と言われれ、そのままにしてしまったんです」と美容室のオーナーは悲しそうに言いました。
しかし、あまりにもトイレが狭いとお客さんにも不便をかけます。
ちいさなリフォームハウスは、「トイレのドアの位置の変更」を提案させていただきました。
合わせて、美容室の髪の毛を捨てるゴミ箱も床に作らせていただいたので、報告します。
リフォーム施工前 美容室のトイレの状態
こちらが札幌市清田区の美容室のトイレです。事務所のようなトイレですね。
内開きのドアを開けると、便座に足に扉がかすりそうになるくらいの狭さです。
実際に座ってみると、膝と接触しそうで圧迫感もあります。
おまけに扉の外に手洗いのスペースがあるので、トイレの中で「用を足して、手を洗う」という一連の動作が完結しません。
しかし、トイレのドアと壁さえ動かしてしまえれば、快適に美容室でトイレを利用してもらえます。
「でも、トイレと壁を動かしてしまうなんて、そう簡単にできるの？」
そう思う方はたくさんいるでしょう。
私たちはリフォーム業者ですから、工事してトイレと壁の移動を工事して動かせます。
美容室のオーナーにご提案させていただき、トイレの扉移動のリフォームの工事をしました。
美容室のトイレの位置を変える最中の工事
美容室のトイレ工事の様子です。最初は扉を外して、壁を壊しました。
かなり広くなりましたね。
ブレーカーの部分に壁を作り直し、そこに扉の建具を移動しようとしてるのがわかるでしょうか？
扉に合わせて、上の部分の壁と横の部分の壁（上部壁と袖壁）も作っています。
施工後 美容室のトイレ扉の様子
工事完了後にできた様子がこちらです。
美容室のトイレの扉が無事に移動して、リフォームされました。
扉の位置も移動したので、扉と便座の間にスペースができましたね。
トイレの中にある左側の壁は、スイッチがあるので回線を隠さなければいけません。それを逆手に取り、「外壁をトイレに貼ってはどうでしょうか？」と美容室のオーナーに提案させていただいました。
オシャレな外壁を貼ることで、耐久性も上がります。
美容室のお知らせのポップなどをトイレに貼る時も映えるし、画びょうではなく磁石でもくっつけることができます。リフォームハウスとして、ひと工夫させていただきました。
扉の色は、汚れの目立たない濃いブラウンをお客さまである美容師のオーナーがチョイス。
カラー染めした手で美容室のオーナーやお客様が触ってしまうので、汚れが目立たない扉の色を選ばれました。
プラスでちいさなリフォームハウスが一工夫させていただいたのが、トイレに行くときのマークです。
「スタッフルームをトイレと間違えて、お客様が入ることが多い……」と悩みをオーナーから聞いていたので、トイレのロゴを付ける事をオススメしました。
これなら迷わないので、いい感じですね。
追加の施工 余った外壁材でシャンプー台の壁を作る
トイレの工事は終わりましたが、外壁材が余ったので、残りの材料で急遽施工をすることにしました。
美容室のオーナーによると、「身長の高いお客様の足が白い壁について汚れてしまうんです」とのこと。
お客さまもいい思いをされないですし、美容室側も困ります。
トイレの壁を貼った外壁材を貼り付けることで、足が壁にくっついても汚れが目立ちません。
これなら安心ですね。
追加の施工 美容室で髪の毛を捨てるゴミ箱を床に工事する
ちいさなリフォームハウス代表の菊地は美容室の開業当時から利用しており、気になっていたことがあります。
こちらの美容室は、切った髪を壁の隅っこに寄せており、目立った場所にあったのです。
髪の毛がずっとあると見栄えも悪いですよね。
そこでシャンプー台の給排水の段差を利用して、髪の毛をしまう収納庫を提案させていただきました。
排水管があけた部分にあったので、奥行は浅くなりましたが、両サイドめいっぱいに庫内を広く作成して、底面をクッションフロア材で仕上げました。
美容室のオーナー様もすごく喜んで頂き、とても良かったです。
最後に
ちいさなリフォームハウスではお客さまの「こんなリフォームにしてほしい」という提案だけでなく、リフォーム業者目線で「こんなものがあったらお客さまに便利では？」という施工も提案させていただいてます。
何かあれば、ご相談ください。
◆この工事(各職人さん)は、大工1名菊地２名にて工事をさせていただきました。
施工日：2021年2月2日、2月9日 約2日間 場所：札幌市清田区
