札幌市手稲区のお客様から、「洗面台を玄関脇に新設工事をしたい」というご依頼がありました。
手稲区で別のお宅の工事をした時、工事する前の挨拶で名刺を配り、ちいさなリフォームハウスの名刺を思い出していただいたのがキッカケです。
ちょうどコロナ禍の2020年の9月だったので、「玄関を開けたら洗面台を作りたい」と依頼されました。
すごくこだわりのあるお客さまで、「洗面台をアンティーク調にしたい」とのことです。
つまり、オーダーメイドでアンティーク調の洗面台を新しく作ってほしいという注文ですね。
ちいさなリフォームハウスはお客さまの希望を叶えるリフォームがモットーなので、今回は施工させていただきました。
施工前の洗面台がない状態
こちらが札幌市手稲区の玄関前の新設前の洗面所です。
施工前は玄関を開けたらキッチンに続く扉がありました。しかし、キッチンへ続く扉を使っておらず、下駄箱を置いて使っていなかったのです。
玄関横にはミシン台があり、これをなんとかして利用してほしいとのこと。
さらにお客さまにはご希望がいくつかありました。
- 使う洗面ボウルは輸入物のボウル
- 洗面ボウルのまわりにはタイルを付けてほしい
- 洗面台の照明は自分の持っている国鉄時代のアンティークのライト
- 洗面ボードはアンティーク調
- ニッチを作る
- 洗面台はアンティークのミシン台を利用
いろいろな要望があったので、全部飲んで、作業をさせていただきました。
工事中の様子
工事中はこんな様子です。
ドア(建具)を壊して、壁にして、給排水を通して、電気を通して照明器具をつけて、窓もつけます。
輸入物の洗面ボウルをつけている様子
この工事は、洗面台を作るために使う資材が全て輸入物でした。
特に洗面ボウルは陶器で壊れやすいです。職人さんが間違えて傷つけないように、気をつけて現場監督しました。
輸入物は替えが国内で手に入りにくく、仕入れから設置まで非常に気を使います。
お客さんの望んだアンティーク調にできるように、お客さまの望みを叶えられるように気をつけました。
施工後 アンティーク調の洗面台新設工事の完成
工事完了後にできた様子がこちらです。
洗面台につけられているのは黒のアイアンのタオル掛けです。
お客さまから、「黒のアイアンのタオル掛けがいい」と言われたので、私の車で一緒にショールームまで同行して、黒のアイアンの手すりを選んでもらいました。
上の窓も作ってほしいと言われました。
お客さまが、「私は台所によくいるので、洗面所に誰がいるかわかりたい。窓をつけると明かりでわかるので作ってほしい」と言われたからです。
なので、本当は壁でもよかったけど、作りました。
ニッチも作りました。お客さまから、「洗面所にものを飾りたいのよ」と言われたので、壁に奥行きを取って作っています。
難しい新設工事ですが、お客さまに最後にすごく喜んでくれました。
「私の作ってほしいと思ったものを、思った通りに作ってもらえてよかったわ」と言っていただいたのが印象的です。
最後に
今回はお客さまからは、「お金をかけていいので、私の思い通りの輸入物で作る洗面台を作ってほしい」と言われました。
このような輸入物を取り扱う工事(リフォームなど)は、金額が高くても他の業者は引き受けないことが多いです。
メールや相談の時点で自分が面倒だと判断したら、「後で連絡しますね!」と言いつつ、連絡をしないことが多いと聞きます。
国内メーカーの洗面所ならやるけど、輸入物の資材を扱うのは大変なので、受けないところも多いそうです。
その点、今回の工事は大変でしたが、お客さまのご期待に応えられてよかったです。
【※】後日、トイレのリフォームも依頼していただき、同じくアンティーク調のトイレを作りました。
ちいさなリフォームハウスでは、お客さまの「こんなリフォームにしてほしい」という提案だけでなく、リフォーム業者目線で「こんなものがあったらお客さまに便利では?」という施工も提案させていただいてます。
何かあればご相談ください。
◆この工事(各職人さん)は、大工1名、設備1名、塗装1名、クロス1〜3名、サッシ2名、ちいさなリフォームハウス2名で工事をさせていただきました。
施工日:2020年9月24日〜30日 約7日間 場所:札幌市手稲区